GI図鑑地理的表示(GI)産品の図鑑

甲子柿

かっしがき

岩手県釜石市で、渋柿を室(むろ)に入れて煙でいぶし、渋を抜いて作る柿です。完熟トマトのような鮮やかな赤色と、ゼリーのようなやわらかい食感が特徴で、釜石地方の秋の味として親しまれてきました。

都道府県
岩手県
生産地
岩手県釜石市
旬・出荷時期
10〜11月
登録日
2021年3月12日(登録第106号)
登録生産者団体
甲子柿の里生産組合
区分(登録)
第1類 農産物類 果実類(かき)

旬のカレンダー

10月中旬から11月中旬に出荷されます。

天候や産地の状況で時期は前後します。

農林水産省の登録内容

登録簿に記載された内容をそのまま掲載しています。

特性

甲子柿は、岩手県釜石市甲子町を中心に、伝統製法で渋抜きされた、完熟トマトのような鮮紅色をし、ゼリーのような食感が特長の柿である。渋柿を室(むろ)の中に入れ、煙で燻す燻煙脱渋法で甘くした柿は甲子柿のみで、その珍しさが評価されている。古くから釜石地方独特の秋の味として親しまれてきた伝統産品である。

地域との結び付き

釜石市は、東北地方でも比較的温暖で、積雪による枝折れ等の被害が少なく、台風や強風、霜による被害も殆ど無いことから、果樹の栽培に適した環境であり、柿栽培の北限といわれている。 全国的に珍しい室(むろ)で燻す燻煙脱渋法による商品は他になく、他品種柿を燻煙脱渋しても甲子柿のような色、やわらかさにはならない。渋柿の商業的な脱渋方法は炭酸ガスかアルコールを用い、果実硬度を保ったままで販売されているが、甲子柿の渋抜後の硬度は、刃物を使用せずとも皮が手で剥けるほどやわらかい。小枝柿(種無し)は、明治初期に気仙地方からもたらされて以来、生産地で栽培され続けている唯一の品種である。当時、囲炉裏の煙が上がっていく屋根裏に渋柿を並べたところ、渋が抜けて甘くなったことから、甲子柿の生産が始まった。昭和20年から、室(むろ)での燻煙を開始したことにより渋抜き期間を短縮でき、現在の鮮紅色で、やわらかい甲子柿が確立した。

「特性」「地域との結び付き」の出典: 農林水産省ウェブサイト(https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/register/0106/index.html)

どこで買える?

GIの名前は、原則として登録の基準を満たしたものだけが名乗れます(登録前からの「先使用」などの例外があります)。同じ名前の一般品と区別するため、商品のGIマークや産地の表示を確かめてください。

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釜石市のふるさと納税では、急速冷凍した甲子柿が扱われています。

よくある質問

岩手県釜石市で、渋柿を室(むろ)に入れて煙でいぶし、渋を抜いて作る柿です。完熟トマトのような鮮やかな赤色と、ゼリーのようなやわらかい食感が特徴で、釜石地方の秋の味として親しまれてきました。

甲子柿の生産地は岩手県釜石市です。

甲子柿の旬(出荷・収穫の時期)は10〜11月です。10月中旬から11月中旬に出荷されます。

ふるさと納税で探せます。GIマークや産地の表示を確かめて選びましょう。

甲子柿は2021年3月12日に地理的表示(GI)として登録されました(登録第106号)。登録生産者団体は甲子柿の里生産組合です。

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